カナルディア、
待合室は
微熱のまぼろし
幼い陽炎

羽化するあいだ
ゆたかな血潮はどこへとむかうの?

肌に残る
抗生の芽
夢遊する指
上擦る痛み
解(と)けゆく綾

肌に残る
抗生の芽
灯る瞳
子守唄は もう 効かない

言葉たらずのふたりには
春の午後の温度が似合う
安易なからだあたためるため

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きかないくすり

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投稿日:2018/04/29 00:04:04

文字数:151文字

カテゴリ:歌詞

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