モノクロの部屋の中
もがくように一人きり ただ
耳を塞いでいる

「ひとりぼっちにしないで」
叫んでみたって 誰にも
見つけてもらえないから

瞼を閉じたまま震えてる私に
きみは突然現れて言った

「おはよう」ってただそのひとことで
どうして私の世界 色がついていくの?

いつもさみしくて見下げていた
空の青さに気づかせてくれた
きみの笑顔を忘れられない

普段より早起きで
家を出る理由はどうして?
きみに会いたいから

「いつもより早いんだね」
何気ない会話 どうしよう
ちゃんと言葉にできない

困ったように笑うきみの姿を見て
目を伏せたまま また逃げ出した

あの暗くて冷たい部屋から
抜け出すなんてね 叶わない夢物語

いつまででもずっと弱虫
それでもダメだ どうしてもやっぱり
きみの笑顔に近づきたいの

抑えきれないこの想いを
君だけに伝えよう 上手くいかなくったって

精一杯のこの「好きです」に
全て詰め込み 私の居場所
あなたの隣になれたらいいな

▽△


ものくろのへやのなか
もがくようにひとりきりただ
みみをふさいでいる

ひとりぼっちにしないで
さけんでみたってだれにも
みつけてもらえないから

まぶたをとじたままふるえてるわたしに
きみはとつぜんあらわれていった

おはようってただそのひとことで
どうしてわたしのせかいいろがついていくの

いつもさみしくてみさげていた
そらのあおさにきづかせてくれた
きみのえがおをわすれられない

ふだんよりはやおきで
いえをでるわけはどうして
きみにあいたいから

いつもよりはやいんだね
なにげないかいわ どうしよう
ちゃんとことばにできない

こまったようにわらうきみのすがたをみて
めをふせたまま またにげだした

あのくらくてつめたいへやから
ぬけだすなんてねかなわないゆめものがたり

いつまででもずっとよわむし
それでもだめだどうしてもやっぱり
きみのえがおにちかづきたいの

おさえきれないこのおもいを
きみだけにつたえよううまくいかなくったって

せいいっぱいのこのすきですに
すべてつめこみわたしのいばしょ
あなたのとなりになれたらいいな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ひとりぼっちの初恋  -歌詞応募-

ハクバ様の曲 ⇒ http://piapro.jp/content/meguzsh9h4zewxc5
に作詞させていただきました。

引っ込み思案で、ひとりぼっちだった女の子が初めて経験する恋。
自分自身の変化に戸惑いながらも、前に向かって歩き出すことを決める。
そんなイメージをしていただければ幸いです。

閲覧数:157

投稿日:2010/04/20 20:06:13

文字数:917文字

カテゴリ:歌詞

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