花になって　雨になって
月になって　君の所まで

音になって　雪になって
星になって　君の心まで

指になって　声になって
愛になって　君が笑うまで

逢いにいくよ　逢いにいくよ
逢いにいくよ　今夜はおやすみ

君の髪が　靡く度に
隙間からさ　覗いた景色は

過去になって　時になって
君になって　芽吹き、続くのさ

花になって


花になって　雨になって
月になって　君の所まで

音になって　雪になって
星になって　君の心まで

「愛してる」も　「さようなら」も
繰り返して　大人になってた

手を叩いて　笑う時間
それさえもが　ひどく難しい

飽きるくらい　した話を
もう一回　思い出さないか

やさしくって　いとしくって
きらきらした　昔の話を

掌には　どんなときも
どんなときも　あの体温が

そこにあって　そこにあって
そこにあって　手を握りしめた

此処にあった　此処にあった
此処にあった　此処にあったのに


どこまででも　どこまででも
行けたでしょう　その足ひとつで

瞼落ちて　蕩けたなら
また目覚めて　向こうまでいけた


花になって　雨になって
月になって　君の所まで

音になって　雪になって
星になって　君の心まで

指になって　声になって
愛になって　君が笑うまで

逢いにいくよ　逢いにいくよ
逢いにいくよ　今夜はおやすみ


春になって　夏になって
秋になって　冬になる頃は

どんな風も　綺麗ねって
また笑って　思えますように


花になって　雨になって
春が来ても　君の傍にいる