あなたは壊れたサンダルで
なるべく遠くに行きなさい
伸びた腕の中 逆恨み
うるさいところに立っている
生えなかった私の足
目を覚ますまでは毒になる
溶ける手紙の書き出しは
その声とは似つかないくらい
ふやけた模様の化け物が
降りる 階段を飛ばしながら
白昼の呼気から転げ落ちて
独りになることを分かっている
勝てなくなった細胞たち
目を覚ましてなお毒になる
漏れる歪みをつついては
塞ぎたいもの教えてあげた
孔の空いたプラスチック
文字一つなく破裂の寸前
熱が欲しい 茹だってくたばってもいい
そう言うと迷惑そうに 下
痒みになってゆく
「まだマシ」とかね それ褒め言葉じゃないんだな
あれあれとっくにどっかに行ってしまったフェライト
未だに引っ掻けて捲れかけ何枚弱
喉が詰まって ダメだな
許してもらえないわけなくなるじゃん
一身上の都合 形になるべく
遠く遠くに行きなさい
できることなら謝りなさい
乏しい笑み絞り 手を振り払う
あなたの隣を歩く私は
あなたが憎める大嘘でした
何にも信じてないでしょう
そういう人なんでしょう
孔の空いたプラスチック
意味一つなく危うい感電
いつでもいい 私を疑っているんでしょう
全身鏡、迷惑そうでした
仇討とうにもさ
空白ばっかりだ
差分探そうにも
逸れるだけ 差し詰め
「まだマシ」とかね それ褒め言葉じゃないんだな
あれあれとっくにどっかに行ってしまった願い事
未だに引っ掻けて捲れかけ何枚弱
管詰まらせちゃダメだな
許してもらえないわけなくなる!
あなたの後ろで止んだ季節は
あなたが憎める大嘘でした
何にも信じてないでしょう
そういう人なんでしょう
独りにしてよ 独りにしてよ
唯独りにしてよ
許してもらえないわけなくなるじゃん
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