今日もいつもと変わらず
電車は来ない雨はやまない
ガヤガヤとまるで外国語それか宇宙語
そういうことにしよう

私がN極ならばあいつらもN極だな
もしもそうだったら楽かな
ちょっと寂しいかいや、楽だな

私が積み木のタワーを完成させても
誰も居ない見向きもしない
この空は吐き気がするほど青くて
誰も居ない見向きもしない

彼は言う「僕たちは世界を変えられない。」
そもそも世界を変えるつもりなんてさらさらない

でも、もしも何かをあげられる人になれたら
そんなこと歌っているうちはソレにはなれない

私が積み木のタワーを完成させても
誰も居ない見向きもしない
町には煮え滾るほど真っ赤な人の渦
誰も居ない見向きもしない

私がもっと大きいタワーを完成させるまで
それまではひっそりとこの息を潜めておこう
それまではひっそりとこの針を潜めておこう