一つ二つ崩れてく苦悩と嘆き繰り返す
三つ目も駄目でしたいい気味だね
増えるほど増長する(ほしがる)酷く滑稽極まりない欲望(せかい)は
後いくつの悲劇を生むだろう

幕を下ろし損ねたあの日が
今を僕を君を蝕んだ

眠れないまま探したんだ
僕は知らないあの唄
せめて君だけはと祈るのは嘘じゃないけれど
あともう少しだけ傍にいて
なんて聴き飽きてるでしょ
それでも重ねてくれた手だから愛おしい



一つ二つ流れてく哀しみ恨み憎悪が
三つ目の涙を知らずに交鎖した
求めた代償を淡く曖昧な僕等に押し付けた
その報いを誰もが願った

鏡映しの頬が濡れてく
指が声が僕が届かない

いつから途切れ始めた
思い出せないあの唄
ノイズに交じる声や笑顔も偽物と笑うの
どこまでが幻想だって
きっと誰にもわからない
だけれど繋いだ手の温度はここにある

揺れる揺れる月が沈む
小石を投げ込んだ
割れ出す空を見て君は呟いた

終わりを唱えるなら
結末が見えてるんだろ
ラストシーンが滲む前に
終わらせよう

今こそ幕を引こう
引き金に指をかけた
ここは誰もが願わなかった舞台の端っこだろう
最期に触れた本心(こころ)と泣き顔が黒に消えてく
もう一度だけ笑って欲しかった

偽りの魂に爛れた記憶を
枯れそうな花に涙を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【魔女達の鎮魂歌K主題歌】眠れぬ夜と君の唄

歌詞だお(・ω・*)

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投稿日:2015/05/14 23:59:53

文字数:546文字

カテゴリ:歌詞

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