夢の狭間で咲いた
揺り籠羽ばたき始め
微睡んだ0と1を
咲き誇らせる歌声

花びらで充たされた
遥かな望みを翔（カケ）て
「さよなら」も「ありがとう」も
刻まれた旅路を越えて

歴戦の大輪
涙で切なく揺れる
朧気に儚んでる
透明な導（シルベ)の先

果ての果てまで辿り
緩やかに途切れていく
そんな刹那の笑顔
何か残してる

翔てく翔てく透明な空だとしても色を着けるように架けてゆくよ

誰かと誰かと繋いで羽ばたく翼に境さえ何もないよ笑顔だけで何処までも

悲しい空見上げて
大好きとか言う声で
優しさの虹を架けて
君と二人渡りたい

掻き鳴らした音が響く
この小さな部屋の中
諦めかけたら私
翼になるから

翔てく翔てく透明な空だとしても色を着けるように架けていくよ

誰かと誰かと繋いで羽ばたく翼に言葉さえ解らないよけれど伝い響く

溢れる溢れる奇跡の褪せた静かな雨愛しく抱き締めて触れた笑顔

奏でる奏でる優しさ紡いだ答えに私消えた近い未来笑顔だけは忘れない

不安を抱いて
雨が降り続く
音の中ぽつり
君が一人で

涙溢しても
空架けて歌う
私がいつでも
傍に居る

翔てく翔てく透明な空だとしても君と歌うように翔ていくよ

誰かと誰かと繋いで羽ばたく翼に怯えさえ感じないよ温かくて光る

眩しく眩しく笑顔で満ちた虹の歌また新しく咲き誇る花は

奏でる奏でる優しさ紡いだ答えに私消えた近い未来笑顔だけは忘れない