音楽が好きです
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投稿作品193作品
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行き先が真っ暗な 僕と君は
窓から見える鳥の群れに憧れた
僕は飛べない鳥で
君は何処へでも行ける鳥だ
言葉では嘘ばかりを口にするけど
心の底から本当を生きている
そんな君に憧れていたんだ
羽をもがれる前から飛ぶことを諦めて
君の姿が見えなくなる
僕は今 どこにいるんだ...金糸の雀
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君が嫌いだって言葉にすれば
いつも泣きそうに俯いた
こんな私を嫌いになって欲しくて
今日も突き放す 私のワガママ
窓際に飾られたアルストロメリア
気付かないうちに枯れたみたい
花弁が一つ、一つと落ちる度に
胸が傷んで手を伸ばす
本当はとても怖くて
貴方の傍で笑っていたい...アルストロメリア
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朝焼けの月明かり
眩しいほど輝きに満ちている
どうして君はここにいないんだろう
呟いて 涙して 俯いた
「おはよう」を交わしたのは
まるで昨日のようで
静けさの中鳴る時計の針
巻き戻れと指を遊ばせる
泣き疲れて落ちる夢の中
君の声が聞こえた気がした...夜明けの夢
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The pains I once held in my hands
Sink their teeth into the side of my neck.
I keep on dreaming those same old dreams
God, I’m so tired of them.
I tho...A quiet end
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A certain saint once smiled at me,
And with that smile, she stole my heart away.
My beloved one, for you I’d do anything
So won’t you smile for me onc...Ritual
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愛している
けれど その言葉を告げるには遅すぎた
後悔ばかりを抱えて生きている
震える唇を噛みしめて、ただ受け入れるだけ
「また会えるなら、またいつか」そう呟いた
けれど、その“いつか”は訪れなかった
この花は何という名前だったのだろう
それすら思い出せない
私の形が 炎に呑まれていく
許されぬ罪人...熱となって
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もしも私の事をまだ愛してるなら
あの日誓った「ずっと一緒にいる」っていう約束も破ってくれる?
足に絡まった茨でしかいられない私を
もう忘れてくれる?
お互いにさよならと向き合おう
そしたら、次は旅に出て
次の愛しい人を見つけよう
川がせせらいで 空には鳥が舞う
こんな悲しい別れも
祝福のように演じて...春秋
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古いアスファルトの上に滑った雨が
亀裂の中を伝って僕に流れ落ちる
生きていくため 生きていくためって
惨めな笑顔をうかべて
例えば、この人生の先に何も無いと分かったとして
それでも君は生きようと思えるか
僕は選んだよ どん底で生きることを
後悔はもう両手で数え切れないくらいしたから
暗い温水の中に満...深潭
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Now it’s time for the show to begin
What on earth will you say?
Will your first words be an apology,
Or begging me for your life?
Ah I don’t want to h...Even knowing it’s meaningless
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I remember your dream it still survives,
blooming softly where the darkness hides.
It’s made for you, so pure and true,
no one can steal what’s born i...prayer
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あの子の心は泣いていた
傷ついた姿を見せないまま
心配はかけずに生きてこうと
「私が我慢すればいいから」
歪んだ頬に伝う涙だけが
君の枯れた心を満たすから
明けない暗闇に陰る灯火
誰かに吹かれて消えてしまう
君は「きっと許されない」と
呪った身体を深く抱いて...使徒
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深い深い森の中
ボロボロな旅人は
その身を休めるために
この地を訪れた
涙は出てないけど
心は疲労していた
何にも癒されない
森の中でさえも
痛みの最後はゆっくりと
落ちていく夢...旅人よ
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満たされない渇きが
私の鼓動を焦らせる
息を吸って悦を吐いて
育てた愛を 食む
長い夜は優しいだけじゃ
何も感じない だから
そのすべてを 私に教えて
愛の賞味期限は 冷めるまで
冷たい愛じゃ 満たされないの
香りがするの 芳醇なものの...愛を食む
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We were both such fools, weren’t we?
The ones we loved were right before our eyes.
We lived our lives, never realizing
and died without ever being wi...Silent Lamb
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愛情をひとさじ
それだけで良かった
誰かに向ける優しい君の横顔が
僕は好きだった
周りが見えないばかりに迷惑をかけてごめんね
でも、その迷惑も気にはしないよね
誰かにとって自分とは
取るに足らないようなもので
それを知ってしまったら
他人の目が余計に怖くなった...ひとさじ
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藍に染まる道 ネオンが滲んで
僕もいつの間にか 夜に溶けてた
溢れてゆく 夢みたいな光の中で
何を想い 何に耽るのか
冷たくなった思考が塗りつぶす
「喪失」という 二文字を
言葉にすれば 楽になれるのに
上手く笑えなくて 息を吐いた
凍る心に 愛を一つ落として
意味もなく 夜を数える...藍に溶けていく