あの子の心は泣いていた 傷ついた姿を見せないまま
心配はかけずに生きてこうと
「私が我慢すればいいから」

歪んだ頬っぺたに伝う涙だけが
君の枯れた心を満たすから
明けない暗闇に陰る灯火
誰かに吹かれて消えてしまう

君は「きっと許されない」と
呪った身体を深く抱いて
消えない痛みに怯えて
ただ息を吐いた

踏まれた花の痛みなんて
誰も知らない だから
傷ついた使徒の祈りなんて
届きやしない

来る日も雨は降っていた 傷ついた誰かを表すよう
心配は誰もしてくれないと
言葉が一つあればいいから

汚れた硝子に滲む瞳だけが
君の叫ぶ痛みを示すから
解けない問題に残る沈黙
誰もが知らずに消えてしまう

きっと君の願った幸せは
誰かが望むまでもない幸せで
一つあればよくて 二つあれば嬉しくて
そんな願いも叶わなくて

君は「きっと許されない」と
呪った身体を深く抱いて
消えない痛みに怯えて
ただ息を吐いた

踏まれた花の痛みなんて
誰も知らない だから
傷ついた使徒の祈りなんて
届きやしない

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使徒

閲覧数:697

投稿日:2021/12/14 18:23:41

文字数:448文字

カテゴリ:歌詞

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