一歩また一歩 近づく足音
後ろ 振り向いても誰もいない
「寂しい」聞こえた声は どこか懐かしくて
思い出させたのは 昔の記憶

いつもいつも 一緒だった僕たち
運命 引き裂かれるなんて思わない
「楽しい」響いた声は どこか切なくて
思い出したのは あの子の記憶

元気でいますか??泣いていませんか??
寂しくないですか??毎日楽しいですか??
この世界に君がいないなんて 信じられないよ

歩くたび 後ろを付いてくる気配
もしかして??なんて考えるのは
貴方に依存しすぎなのかな??
こらえた涙 溢れ出す

一回もう一回 鳴らすよ電話を
これを 返しにきたエンゲージリング
「ありがと」ささやいた声は どこか泣きそうで
思い出させたのは 君の笑顔

一度もう一度 会いたい貴方に
一緒に 笑いあったり泣いたりもしたね
「ごめんね」呟いた声は もう聞こえない
思い出したのは あの子の泣き顔

元気でやってるから 泣いていないから
寂しくもないから 毎日楽しくやってる
この世に貴方がいないなんて 信じたくないんだ!!

コンコンと 扉を叩く音がする
もしかして??なんて思わず開けた
握られた手のひら見てみると
見覚えのある 物だった

突然姿を消した貴方に 言いたい事があったのに
いえないまま 時が流れていった
会いたくても会えない この寂しさ苦しさは
どうしたらいいのですか??

どうしたの 聞き返しても答えない
何でよと 思わず泣き叫んだ
「ごめんね」と言って首にかけたのは
エンゲージリング だった