灯火が消えて 熱も冷めて
それでも解けない魔法の名前
真っ白な羽根が (雪の様だ) 降り積もればほら
世界にまるで (いまさら) 赦されたみたい
宝物は一つの灯火 こんな世界で汚されずきれいだ
心に形があったなら 壊れた時に気づけたかな
鮮やかだから、燃え尽きたの。
まるで冬の花火 そう 痛いほどにきれい
きみが笑った 記憶の中で
今は冷めて割れたランプ もう二度と傷つかない
きみが使った魔法の名前
美しくなんてないよ 儚いだけさ
一度きりの魔法なんて
ねえ たった少しくらい 汚れても生きて行けたら
…今は儚い もしもの話
きみはまるで冬の花火 なぜ 痛いほどにきれい
きみが使った魔法の名前
ついに聞けなかった魔法の名前
降り積もる羽根が ねえ 見えてる?
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