青が頬を赤らめ 暗闇に逃げた
お日様に想いを寄せているらしい

冷やかしている雲に 指差す草木が
風になだめられている

少しずつ灯っていく明かり
色を奪う

フラつく背中
見下ろした星が「せめて光を」と指差したから
チカチカ踊る 黄昏のステップ
暗がりを照らせ

横切る長靴 雨が降ったらしい
気付かずにいた ちょっと恥ずかしい

箱詰めの自由 放し飼いの不自由
生き方はとっくに死んでた

少しずつ下がっていく気温に
涙している

震える背中
伸びていく影が「いつでも側に」と気を遣うから
なんとかお別れができるよ
「さよならお日様また明日」


おはよう おやすみ
独り言になって早幾年
空はどこかで
太陽と仲良くしてるかな

フラつく背中
意地悪な雲が噓泣き 通り雨を降らせた
おい やめろよ せめてあの長靴が
家で脱がれてからにしてくれ

濡れていく背中
見下ろした星が「せめて光を」と指差したから
キラキラ踊る 黄昏のステップ
ただひとりのため 道を照らせ

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星がただひとりを指さしたから

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投稿日:2023/04/28 15:13:03

文字数:434文字

カテゴリ:歌詞

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