夏が終わる宵の群れ
最期、祭囃子が絶えない
蛍火が照らす曇った心も消えてしまいそうだ
なんて言ったら夏が続くのかな
見えないものを追いかけた
僕だ 僕は 僕が
存在確かめ合った二十四日

正しさなんてもう要らないようだった
そこにあるものがあればいいの。
って何でもかんでも欲しがった
あの日の僕とはもうさよならなんて
君に敵わないな

沈む夏夜にバイバイ
花弁をひらひら金盞花
分からないものばかりって
それなら明日はどうすんだい?
感嘆 沈む夏夜に退廃
悠然とゆらゆら金盞花
あるはずの感覚 相殺
触れたって分からないな

夏を過ぎて宵と昏
あの日の青はもう描けない
灯火に向かって灰の象徴
あぁ 消えてしまいそうだ
なんて言ったら夏は来るのかな
この夜はいつか明けるかな
今は 僕が どうか
爽籟鳴り止まないまま十四日

沈む夕陽にバイバイ
漠然とくらくら金盞花
また届かない手を振って
変わらない僕のまんまでさ
暗澹 沈む夏夜は案外
幽玄とゆらゆら金盞花
あぁ 何にもない僕なんで
いつ触れたって分からないさ

誰かの希望になりたかったなんてさ
誰かの夢になりたかったなんてさ
そんな思いとか願い 全部夏の夜と沈めて

沈む夏夜にバイバイ
花弁をひらひら金盞花
分からないものばかりって
それなら明日はどうすんだい?
感嘆 沈む夏夜に退廃
悠然とゆらゆら金盞花
あるはずの感覚 相殺
触れたって分からないな

沈む夏夜にバイバイ
虚空にひらひら金盞花
分からないものばかりって
これから生きるにゃどうすんだい?
壮観 沈む夏夜にバイバイ
悠然とゆらゆら金盞花
分かってたんだ 枯れたって
触れたって分からないな

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沈む夏夜に金盞花.歌詞

閲覧数:4,472

投稿日:2020/06/12 19:06:03

文字数:709文字

カテゴリ:歌詞

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