周囲の笑い声
奇妙な動き

道化

その道化師は不気味に笑う



星が降り注ぐ中
その星を消し去ろうと

周りの仲間を集め
道化を飾る

戦士を殺し
言葉を一つ
人形を操り
調和を作る

見事なまでに
その姿は道化師

星の囁き
助けはもう手遅れ







「私の天女よ…」


一人の背の高い青年。

仮面を被り
素顔を決して見せない。


だが、
何があろうとその青年は
天女から離れようとしなかった。



「私は何があっても貴女の味方だ」



天女と道化師は雨の中、手を取る。

それは降臨の舞。



天使を求め、
その他は棄てる。



道化師の魔術

戦士を殺し
言葉を一つ
人形を操り
調和を作る



そうして

最後の砦まで壊そうとする。

美しい、龍。
蒼い蒼い、龍。




そして、
星(スピカ)は願う


どうか龍だけは
「偽りの天女=娼婦」に騙されないよう







仮面を取った青年は

「ツミガオモスギルノデス」



涙を流す
そうして




―――俺ハ、貴女ニ仕エタカッタ

―――次生マレ変ワルナラバ

―――貴女ノ傍ニ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

道化師


今回は道化師。

本当はスピカの味方だったんだよって話。


ちなみに。

龍はこれから(`∀´)

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投稿日:2010/06/15 18:55:02

文字数:493文字

カテゴリ:小説

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