G clef Link 姫様へのカラメーラ・ドルチェ8

投稿日:2020/02/07 19:23:19 | 文字数:1,961文字 | 閲覧数:46 | カテゴリ:小説

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次話
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悪ノPさん、すいません。
語彙力が無いのでそれしか言えないです。

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TEXT
 

「あら? 私もシノビならコナミが先生ですよ。ニンジャガイデンより先にサスケとエビス丸から、シノビの歴史を学びました」

「そこの共通点、なにも無いじゃないッスか……」

 少女とメンバーたちの年齢が近いのか? 不思議と話は盛り上がっている。同時に高貴な雰囲気がする少女へ、どこか懐かしさを与えていた。

「不思議ね。貴方たちとは初対面なのに、まるで小さい頃に会ったような気がするわ……」

 少女が云う……その懐かしさとは毎日、自由がなく勉強漬けで耐え難いストレスばかりの現在(いま)を忘れさせてくれるようだ。気持ちが和らいだことに加え、表情にも自然と微笑みが溢れる。

「小さい頃に会ったような〜って、あたしたちは知らないわよ?」リンは首を傾げている。

「そうだったわね……。じゃあ、その理由を話してあげる」すると少女はメンバーたちに“懐かしさ”を感じる理由を語りだした。

※一人称モード※

 ──私が小さい頃の話なのですが昔ね……。親友と呼ぶくらい仲の良い、お友だちと3人でお城の外へ冒険したことがありますの。私たち“女の子”だけの3人パーティーを組んで冒険をした理由と言うのも、騎士たちが住む兵舎の中でドラクエVを遊んだからです。
 まあっ……冒険と言いましても、フォレスタ・キングダムのご近所を歩いただけなんだけど……。それで私たち3人は、パーティーの役割を決めだしました。

「よし、この妾(わらわ)が“はかせ”となろう。メテはビアンカ、レオナルドはゲレゲレになるのじゃ」

「ぼくだけ……ベビーパンサーなの?」

「ゲレゲレの名に不満であるか?。今さらモンスターじいさんに頼んでも、ビアンカのつけた名は変わらぬぞ」

「リアーナ。レオナルドだけ、モンスターはかわいそうよ。せめて“召使い”繋がりでサンチョにしてあげましょう」

「たしかにそうであるな……よし、レオナルドはサンチョでいこう」

「どっちも嫌だよっ!。せめてレックスにしてよ!」

「ふむ…まことに残念であるが、妾たちの冒険の書は呪いの音楽とともに消えてしまったからな。パパスがお城でウロウロするシーンからスタートじゃ」

「リアーナ、どうして? そこから再現しようとするの!!」

 リーダーになった親友は、なりきり設定に並ならぬ拘りがありました。遊んでいた冒険の書が消えてしまったならば、自分たちの冒険もオープニングから始めようと決めていたの。ドラクエVに習って私たちがする冒険は、お城の中からスタートしてね……流石に蒸気船へ乗ることは無かったけど、好奇心旺盛な年頃だったから外のフィールドへ出ていきました。
 すると小さい頃の私は、初めて見た外の世界に恐れてしまった。おまけに私の装備はキッチンで手に入れた“おなべのふた”と“くだものナイフ”だけです……。

 私が外のモンスターたちに脅えていると親友の二人はね。

「メテよ、モンスターたちとのバトルは案ずるでない。規律を護りし魔導国家ジャッロの次期女王となる、この妾と召使のレオナルドが、華麗なるこうげき魔法を使ってコテンパンにしてやる。ちなみに妾はファイヤー、アイスストーム、ダイアキュート、ばよえ〜んまで使えるぞ」

「使えない使えない。ぼくたち、ぷよぷよじゃないからリアーナ」

「……おもしろい冗談も解らぬか? レオナルドよ」

 親友の二人はね。小さい頃から魔法を沢山覚えていて、私にはすごく頼もしかった。とくにリアーナが放つ、攻撃魔法は強力だったのです。

「このリアーナが、其方たちに華麗なる魔術を魅せよう。我が手中の炎よ! 大嫌いな敵を蹴散らせ! エスプロジオーネ!」

※Esplosione=イタリア語で爆発の意味。

 リアーナがモンスターのジャンボゴキブリに向けて放ったエクスプロジオーネは、イオナズンなみの破壊力がある魔法なのです。彼女はゴキブリが本当に大っ嫌いだから、序盤でガンガン行ってMPを使い果たしてしまいました。

「召使レオナルドよ! 妾のMPが尽きてしもうた。なにか持っておらぬか?」

「ないよっ! 今のぼくでは、リアーナのMPを回復できない!」

「なにぃーーっ、まことにリグレットじゃ!」

Regret=意味は残念。

 思い付きで急きょ始まった小さい子どもたちの冒険だから、アイテムなど備えていませんでした。それでも、皆は物理攻撃でフィールドを進んだのです。
 冒険をする途中、パーティーリーダーのリアーナは、町外れの小さな港で水平線の彼方へ、手紙を容れた硝子の小瓶を流してみたいと言いだして……それに私とレオナルドがついて行く形になりました。

 でも、私たちが組んだ子どもだけのパーティーに最大の脅威が襲い掛かったのです……。

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