蒼褪めた空に風見鶏の声
「イマセカイハオワロウトシテイル」
繋がれた指が真っ白に染まって
息もできず立ち竦んでた

“これからも二人ずっと一緒に居よう”
思い描いた未来が今ここで消える

たとえ最後の一人になるとしても
尽きる瞬間まで忘れはしないよ
新しい世界が生まれたなら
きっといつか
また見つけるから


悲しみに暮れる満開の花は
歌いながら枯れ急ぐかのよう
喜びに満ちたさっきまでの笑顔
もうそこには跡形もなく

幾千万もの星の光にさえ
負けないほどの想いがいつまでも巡り

たとえ最期を迎える時が来ても
少し寂しいだけ別れは告げない
君と過ごした日々色づいてた
どんなものよりも
愛しかった

抱き締めた
すべてが崩れてく
それでも二人は離れない


誰もみなその手に握り締めて感じてた
大切な誰かが残したぬくもりを

たとえ最後の一人になってもずっと
尽きる瞬間まで隣に居るからね
新しい世界が生まれたなら
きっといつか
また見つけるから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Lamented World【応募用】

やんね様の「【歌詞募集】タイトル未定のロックっぽいやつ【初音ミク】」の曲への応募用に歌詞を書かせていただきました。
こちらへ→http://piapro.jp/t/a-tz

――――
たとえこの世界が終わろうとも、
いつか新しい世界が生まれたら、
きっと、また見つけるからね――。

(すでに亡き世界にかつて存在した二人が見た景色、抱いた想い)
――――


2012/08/17 残念ながら採用には至りませんでした。自分の力不足を痛感した次第であります。この経験を糧とし、次の創作に生かしたいと思います。
貴重な経験と素敵な楽曲との出会いを与えてくださったやんね様、有難う御座いました!

閲覧数:247

投稿日:2012/07/23 23:12:45

文字数:425文字

カテゴリ:歌詞

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