(思い出せはしませんがいつの日からか 世界は灰色に染まっていました
瓦礫にまみれ緑もなく 彩はせいぜい夜空だけ
生きているのは私だけだと なにもが信じさせようとしていました
たったひとつ 小さな願いを除いて)
人は枯れ街は落ち あかりもないこの星
空浮かぶ星の様に 固い縁夢見た
ただ生きる日々の隅 明日に夢も波もない
吹かない風を求め 無為にさまよい歩く
ふと月を仰ぎ見る 今も離れずにある 誰かの歌が聞こえた気がした
透けるような満たすような声に導かれて 私は紲を求め進みだす
道など無くてもきっと会えるはず 声へ向かう道は色付いてる
(近くにだれもいない 聞こえるはずがない 理解してはいました それでも私は)
髪留めつけて歩く 幼いころ貰った
私の灯に会う 願いを込めた宝
世界を彩る声 必ず迎えに行く
その歌の中にある 孤独の色見たから
見えず 果てなく 遠く ただこの縁はある 月が近くに見えてる気がした
山を越え 夜を超え どこかわからなくて その時歌が聞こえてくるのさ
あなたの跡が少し見えてくる 今何を考え生きてますか
(あと少し この先にいるはずです
一握りの躊躇を 百万の希望で塗りつぶし
私が出会ったのは 緑環に歌う美しい少女でした)
星々へ歌い歌う 私はここにいると 存在を知らしめたかった
だれか見つけてください 私を この歌を 私の音を
同じこの髪飾り 歌が引き寄せると 嘘だと思っても歌い続けた
月あかりの様に優しく支える 今がこの星の始まりだからさ
何もない世界でも二人で作れる この紲は永遠に離れない
私達が星を照らし続けよう 一緒の歌で塗り替えていくのさ

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廃行く星に月は射し 歌詞

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投稿日:2018/12/20 16:47:46

文字数:701文字

カテゴリ:歌詞

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