身を焦がしていくような水平線の柘榴石
世界を紅に染めていく
いつかのおとぎ話のよう

鳥籠に蹲り震えてた私を見つけた貴方
世界に灯りをくれたのは
笑顔の似合うそばかすで

戸惑い地面を眺める私
貴方は私を抱きかかえて
青く澄む空を教えてくれた

貴方がついた、たった一つの嘘
悲しいくらい優しい貴方
今頃柘榴石の彼方で
目尻を下げて笑っているのでしょう

**

私が触れ合うことすべて貴方が教えてくれた事
闇夜に染まる物悲しさ
そんなもの知らなくて良かった

夕焼け小焼けのひとつ影法師
私は貴方の形見抱いて
紫の空を探してしまう

私がついた、たった一つの嘘
嬉しいくらい泣きそうな嘘
来年も二人海(ココ)で会えるね
閉じられた瞳溢れる涙

**

思えば貴方は
花火のような人でした
少しだけ少しだけ
長く咲いてくれただけ

貴方がついた、たった一つの嘘
悲しいくらい優しい貴方
今頃柘榴石の彼方で
目尻を下げて笑っているのでしょう

貴方と二人、もう一度並ぶ
向日葵畑思い出の場所
それだけ胸に想うだからね
目尻を下げて待っていてください
いつまでも柘榴石と共に在ります

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

柘榴石

亡き貴方を想う女性のお話です。
彩りをくれた貴方は花火のように
消えてしまったのです。


あまりピアプロにインしませんので
コメントに気付かない可能性も踏まえまして
これからはコメントをお願いするライセンスは
つけないことに致しました。

閲覧数:21

投稿日:2021/04/10 12:25:50

文字数:489文字

カテゴリ:歌詞

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