木枯らしが日暮れ告げて
僕の頬を撫でていく
無邪気に家路辿る子供
遠目に見ていた
あの時が蘇って
君を思い出させるよ
隣を埋めて過ごす日々も
無意味だったの?
ひらり、はらり、
舞い落ちる枯れ葉
涙も流せない程
弱すぎる心だから
重ねた何もかもを胸に
闇の帳(とばり)が降りる頃には
赤く塗った想いも泡になる
此処から先は独りだから
星の無い夜空を見上げて歩くよ
粉雪が朝を染めて
夢が醒め始めていく
吐息で直ぐに曇る硝子(がらす)
近くで眺めた
あの時もそうだけど
君が居ないだけなのに
隙間を埋める事さえも
無意味だったの?
さらり、さらり、
溶けていく氷
言葉も出なくなる程
温もりや感情さえも
置いてく何もかもを棄てて
闇の帳が降りる頃には
揺れる燈(ともしび)この手に掴んで
此処から先は独りだけど
壊れそうな声で叫ぶよ「さよなら」
闇の帳が降りる頃には
赤く塗った心も泡になる
此処から先は独りだから
星の無い夜空を見上げて歩くよ
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