街看病

街が病んだ そろそろどこか遠くへ
スコップ両手に地面掘る人々
地下鉄の落とし穴はもうすぐだ
轟音の中で消えてしまう存在

マーチが止んだ 傾くブリキの太鼓
ほこりが居眠るショーケースの中
そびえ立つ風はビルを飛び越え
点滴が一滴ずつ垂らす

カーテンが揺れる風景 光が瞬いたら
止まらない過去が泡を吹いて目を閉じて
手を掲げたって 助けは鳥のようで
飛んでいった

街が死んだ 弔う黒い人々
供花を突き刺す ひび割れた路に
電話は鳴る 忘れ去られぬように
懐かしい音が聞こえている
地面の底で歌っている 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

街看病 歌詞

街看病の歌詞です。

閲覧数:358

投稿日:2017/06/10 20:05:36

文字数:257文字

カテゴリ:歌詞

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