一人立つ ビル街
ここに居れば
雲にも届く気がした
そんなハズ無いのに

見下ろすように見た交差点を行き交う
人形みたいな能面をつけた現者(うつもの)
「寂しい」なんて思う

人は皆見上げてた
白い雲の向こう側を
空の上の地上を
人は皆見上げてた
いつかその地に渡る日を



一人立つ ビル街
今はもう
一人ではないけれど
独りな気はしてる

周りにそびえ立つ鉄筋コンクリート
笑顔という仮面をつけた現し世(うつしよ)
「淋しい」なんて思う

地に落ちた視線
灰色が映し出す世界
自分ダケで手一杯
地に落ちた視線
冷たく 遠くなる距離


もう古びたこの身が
冷たく崩れる日はそう遠くないだろう
白い温もりを浮かべた煙突は
今はもう無くて


人は皆見上げてた
白い雲の向こう側を
空の上の地上を
人は皆見上げてた
いつかその地に渡る日を

夢に夢見たその日をまた いつか…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

煙突

下町の銭湯の煙突の主観。
きっと昔は煙突をみて「高いね~!」なんて言っていただろうに。
今はビルやマンションに囲まれて、いつ取り壊されるかなんて思っているかも…

なんて思いながら書きました。

閲覧数:71

投稿日:2011/01/11 16:53:08

文字数:389文字

カテゴリ:歌詞

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  • くらびー

    くらびー

    ご意見・ご感想

    感想書きまくってすみません(汗)

    部活から帰ってpc立ち上げたらお知らせ来てたので見に来ました!色々あって今涙目なんですが(←どうでもいい)、皐月様の書く詞はやはり素晴らしいです…。鬱な気持ちがぶっ飛びました♪ありがとうございます(* ̄∇ ̄*)

    2011/01/11 17:05:18

    • 皐月

      皐月

      感想はいくら頂いても嬉しいので、バンバン書いてください!←

      な、涙目!どうしたんですか(汗)
      素晴らしいとか言われちゃうと、鼻がでかくなりますよ(天狗
      こちらこそ読んで頂いてありがとうございました☆

      2011/01/11 17:15:30

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