「頑張れ」とか「負けるな」とか
そんな言葉じゃ僕は救われなかった
頑張るのは簡単じゃないし
勝者がいれば敗者もいるんだし

どうしてありきたりな応援は
上から目線の命令形？
僕を一番分かってるのは僕自身
誰かの命令なんて聞いてる暇ない！

「困難に立ち向かえ」「逃げてもいい」
無駄に辛いも甘いももういらない
戦うのだけが美徳とか
逃げるのだけが護身とか
そんな単純なわけないだろう？
何を答えとしてどう生きるか
それは僕が自分で決めるんだ

頑張ったって努力したって
全部叶うなんて僕は思ってない
「努力は嘘を吐かない」なんて
それこそが嘘のように思えるよ

どうして誰もが口を揃えて
綺麗事ばかりを並べるの？
そんな言葉の中でこんな世の中の
汚いところがもっと浮き彫りになる

困難に立ち向かう自信なんて
ヒーローじゃない僕にはありはしない
辛いなら全部投げ出して
逃げてしまいたくなるけど
それで後悔するのも怖いんだ
何を答えとしてどう生きるか
それは誰も教えてくれなくて

目的地も知らない旅路を
僕らは１人で彷徨っている
ときに立ち止まったり
同じ道にまた戻ったりしながら
ファイト・ドンマイ・ケセラセラ
どんな言葉にもならない
僕だけの答えを探しに行こう

困難に立ち向かう生き方も
確かにかっこいいとは思うけれど
真正面から睨み合い
打ち破る余裕などない
僕は精一杯に生きるだけ
何を答えとしてどう生きるか
それは僕がこれから作るんだ