石壁の檻
響く足音
松明(たいまつ)掲げ
揺らめく焔(ひかり)

迷い込んだ深遠の闇
作り出された人工迷宮

底に眠るは
約束された

或いは金銀財宝か
或いは英知の結晶か

宝を目指し
探索者(かれら)は進む


金色(こんじき)の鍵
錆びた錠前
下る階段
出口などなく

迷い込んだ永久の謎
閉じ込められた人工迷宮

箱に眠るは
抑圧された

或いは地位か名声か
或いは愛と欲望か

宝は何処
探求者(かれら)は惑い


けれども箱庭の住人(かれら)は気づかない

此処に眠るは
管理をされた…

或いは<ルール>の存在か
或いは<ゲーム>の実在か

宝は此方
研究者(かれら)は笑い

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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人工迷宮

迷宮という名の箱庭、管理されたモルモットの檻。
真に重要なのは底に隠されている宝ではなく、
宝を目指すものがどのように行動するかということ。

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投稿日:2008/07/06 02:25:13

文字数:294文字

カテゴリ:歌詞

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