膨大なデータから作られた歌は
誰の耳にも心地よく響いてしまう

自分の声で歌えない事にはもう慣れたけど
無知が見せた夢がいまでもどこかで痛む  

寒さがわからない私は
冬に咲く花を植えたんだ
そうやってすり合わせないと何もかも見失いそうで

ポケットに手を入れ歩く
幽かで質朴な抵抗だ
可笑しいと誰か笑ってる今だけは暖かいんだ ああ

ボロボロな声迷路のような街で
私だけには心地よく響いてしまう

メロをなぞって歌っても少しも似つかないな
36℃の壁は今でも越えられないんだ

クリスマスローズに願った
壊れてるなら今治してよ
そうやって何にもならない
事ばかり降り積もっていって

人間の世界は凄くて
何でも治せる医者がいるって
ガラクタで虚飾な私は見てもらえないかな?
ジカンさん

歌うたび何かが壊れて
それでもエラーはでなくて
やっぱり何にも無いんだ
そう思うことにしたんだ

寒さが分からない誰かは
冬に咲く花を植えたんだ
少しでも近づきたかった
止むことのないバグだらけの歌

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

93℃

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投稿日:2019/12/25 06:09:55

文字数:445文字

カテゴリ:歌詞

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