譲れなくて
どうしようもなくて
縛りつけた心内状況
飾った言葉が僕を
ただ、じっと見つめる
口付けで分かるのは
痛いってこと
残ってしまった花火
胸のなかで咲かすだけ
不安だから
終わってしまうように
自分から堕ちてゆく
汚れた言葉が僕らを
ただ、そっと消した
暗闇で見えたのは
寂しいってこと
瞼の裏に映る距離
いまも泳ぎきれないまま
そうやっていつも
傷付きたくないのは
自分がいちばんだからで
傷付きにいくのも
結局は自分からで
夢のなかで知ったのは
弱虫だってこと
嘘つきもまみれて
僕らは千切れていくだけ
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