明日を壊すように　笑顔を奪うように
終わりを見たいから　この鐘を鳴らす
灯りをなくすように　毒気を回すように
終わりを望むから　真昼に　鎚を上げる
空虚な世界　床に　落ちて
欠片はすぐに　朽ちて
約束が　かなうことは　あるはずない
そんなこと　言ったから
願い　望むこと
やめた子供　水がにじむ

秩序をなくすように　時を止めるように
気づいて欲しいから　鋼の　鐘を鳴らす
うつろな君を　見るの　辛い
無力な自分　嫌い
過ぎてゆく　時の中で　血の流れを
止めること　知ったから
だけど　続く今を
感じたくて　腕をおろす





あしたをこわすよに　えがおをうばうよに
おわりをみたいから　このかねをならす
あかりをなくすよに　どくけをまわすよに
おわりをのぞむから　まひるに　づちをあげる
くうきょなせかい　ゆかに　おちて
かけらはすぐに　くちて
やくそくが　かなうこと　あるはずない
そんなこと　いったから
ねがい　のぞむこと
やめたこども　みずがにじむ

ちつじょをなくすよに　ときをとめるよに
きづいてほしいから　はがねの　かねをならす
うつろなきみを　みるの　つらい
むりょくなじぶん　きらい
すぎてゆく　ときのなかで　ちのながれを
とめること　しったから
だけど　つづくいまを
かんじたくて　うでをおろす