A1
伸びた背丈と笑みの名残に 凍る口の端惑う眼差し
記憶と比べ焦れる意識を 抑えてまた紙を選ぶ

B1
気づけばあの冬の日さえも カードにして山に重ねて 癖だと言い張る絵柄に糊をした

S1
ふたりで重ねた時間の意味 
答え合わせはいつなのだろう
あなたの裁きが下る日まで 心を忍ばせるだけ

(間奏)

A2
増えた世界と装う経験 崩れた自信少女と娘
境が揺れて瞼を閉じて 積まれたカードをなぞった    

B2
気づけばあの春の日さえも カードにして山に重ねて
余りの絵柄は既になく 愛しいときも尽きてしまった
あの鐘が鳴り響く前に ふいに夢から醒めるように 
淡く泣いた夕暮れへの弔いを 始めようか

(間奏)

S2
ふたりで積んだカードを並べ わたしとゲームをしようじゃないか
重ねて隠した絵柄の意味 答えを今打ち明けよう
最後がかなしく転んだって ゲームの価値は変わらないから
震える声を宥めすかして 勝負を、さぁ始めようか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

シンケイスイジャク

■ttmywrkさんの(http://piapro.jp/t/_GYq)に宛てて投稿した歌詞です。落選しました。

■前のバージョンに平仮名歌詞があります。

■思春期くらいから双方が片思いを続けたとある二人がふわふわした現状に決着をつけるのって、なんだかトランプの神経衰弱みたいだな、そんな歌詞を書きたいな、と思っていたら良い曲と出会えたので書きました。ありがとうございました。

■二人で積み重ねてきた時間や思い出をカードに、二人がその時間や思い出のことをどう思っていたのか、今どう思っているのかを確かめるための答え合わせを神経衰弱の勝負に喩えました。

■()で括っている歌詞はそれで一音になります。

■もし何か変更したいことなどございましたら、お気軽にどうぞ。

閲覧数:230

投稿日:2014/09/16 21:13:46

文字数:420文字

カテゴリ:歌詞

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