a
君の歩く速度に合わせて
自転車をこぐのだ
追いついたり追い越したり
したくないから
a
後ろ姿ぼんやり見つめて
頭のてっぺんから
あかく覗く夕陽に目を
ほそめたりして
b
ああ君の髪きれいだな
かげぼうしの追いかけっこ
僕の鼓動をそっくりまねて
自転車からから鳴った
s
放課後の屋上で 帰りたくなくて
茜空が終わるまで イヤホンをつけて
恋のうたを聴いていた
いつか君が口ずさんでいたから
a
青空がまだ少し残った
放課後に待つのだ
偶然を装ってるの
ばれないように
a
蜂蜜色ほんのり透かした
睫毛をこっそり見て
淡く染まるほっぺたにも
気づかないふり
b
ああ横顔もきれいだな
二匹のとんぼ追いかけっこ
僕の鼓動とまったく逆に
足音ゆっくり鳴った
s
夕暮れの別れ道 離れたくなくて
太陽が沈むまで イヤホン渡して
愛のうたを聴いていた
いつか君に教えたかったから
s
生ぬるい風が吹く 会いたくなって
地平線も見えない 街中の隅で
青春(はる)のうたを口ずさむ
今も君はおぼえているでしょうか
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