薄い膜が張っていたんだ
心の音 遠く

ひとり部屋で 膝を抱え
透んだ青に 満ちて

届かない 手を伸ばす
沈む真珠をみつめていた
許してと願ったら
鏡の中の君が笑ったんだ

君がいなくなって初めて気付く
どれだけ傷つけただろう
君の声が部屋に木霊するんだ
浮遊する記憶 夢遊の日

浅葱色の夢を魅れば
薄れていく痛み

凍ったままで錆び付いてる
時計の螺旋 巻くの

耳元で囁いた
甘く響く愛の言霊
罪深き真実が
君の存在だけが 闇を払う

歌声を無くして初めて気付く
本当の私は何処?
想いを旋律で届けたいのに
叫ぶメロディーは消えていく


君の名を呼び続け 堕ちてゆく
一つだけ叶うなら...


君がいなくなった部屋はまるで
青く閉じた水箱
君がいないと眠れない
ライナスの毛布に包まれていたい

ああ、傍にいて。
それだけじゃいけないの?

ああ、それならいっそ
泡沫へ消し去って。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

水箱

水箱 歌詞です。

閲覧数:2,236

投稿日:2010/03/22 06:37:08

文字数:411文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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