夕待ちの丘


橙 畦の道を
包み込んだ 木犀の薫り

巡るは 懐かしさと
痛みに似た やるせなさと

行き場のない この手は空っぽ
ぬくもりの面影
探して 2人の丘へ…

あの日 口をついて流れた君の
哀しげなその言の葉
ふわり 温かな色をくれた
僕の 知らないうちに


小さな 嘘重ねて
繕うこと 癖になってた
誰かの 咎める聲
振り払っては また傷つけて

「信じてた…」君が呟いた
悔しげな 言葉を
遺して 誰もいなくなる

そっと 僕達が育った町に
償いの詩を刻めば
ふわり 黄昏を背に纏って
君が 佇んでいた

あの日 口をついて流れた君の
ありがちなその言の葉
ふわり 温かな色をくれた
僕の 知らないうちに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夕待ちの丘【依頼中】

優しくて和テイストの曲が合うのかな。

少し苦い過去の残るふるさとに
思い出を探しに帰る情景をイメージしました。

初めての投稿なのでドキドキですが、
何か感じていただけたら嬉しいです。

閲覧数:283

投稿日:2019/05/15 10:01:12

文字数:314文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました