原動力と存在意義
数多くのお蔵入り
練習不足も否めない
見様見真似で演る
ひっきりなしに
矢鱈滅多らに
書いて消して書いて消して書いた
消して書いて消して書いて消した
創作

真っ赤な輝きに
価値を見出して
感覚と手探りで
気を衒ってさ

流れてくパノラマ
瞬く間に過去へと
消えない煌めきを
一つだけ知ってた

照らす手段も駆ける方法も
あやふやなままで
空っぽの板の上へ

伝えようと響かす
届けるよ向こうへ
ひたすら描いたら
真っ暗な部屋の中
選ばれた他人の事
遠目に見てみても
止まない理由とは
胸を付き動かした
憧れだけ贋作のビーツ


真っ赤な輝きを
介した似非の声
間違えたのかな
間違えただけさ
ただそれだけさ

裏腹な思い
泡沫に帰る
浮かぬ装い
穿てねえ孔
上面の調子
羨ましくて
恨めしくて

詩歌に負えない
日々ハリボテだし
切り貼り添書き
賑わい声出し
耳鳴りと目眩
通り過ぎてく
今を察しつつ
あからさまな
ワンダーランド
手を伸ばそうと

空振りばかり
雑ななまくら
役に立たない
重いガラクタ背負ってる
枯らしたサウンド
伽藍堂のハートで

だらだら反芻する
期待して失望して
どれだけ逃げても
真っ白な陽が昇る
選べないと悟って
脆弱さにうなだれ
揺るがす鼓膜の先
しつこく残るのは
あの時の真似事のビーツ

しだいにはぜた
ひかるゆめの
はへんがささり
きずをのこす
うんだこころへ
つなぐみみで
ゆれをあびた
あのはこのこと

伝えようと描いた
真っ暗な部屋の中
もう一度響くのは
書いて消して捨てたそれでも
欠けて結したピース紛い物の
音楽

伝えたかったんだよ
届くはずだった向こう側へ
主人公じゃないと気づいてしまった
私の声で
選ばれなかった唄のこと
思わず溢れた唄のこと
だけど辞められなかったこと
私だけが知っている
心臓の音頼りにした贋作のビーツ
所詮贋作のビーツ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

がんさくびぃつ / 重音テトSV_lyric

がんさくびぃつ / 重音テトSV
の歌詞です。

N https://www.nicovideo.jp/watch/sm44300951
YT https://www.youtube.com/watch?v=GZlSevW7OD4

閲覧数:26

投稿日:2024/11/12 16:21:53

文字数:808文字

カテゴリ:歌詞

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