secret

A
神社の段駆け上がった 流れる雲2つだけ
ずっと側にいてくれた 忘れたフリしても

B
苔の石段 響く蝉音 ほとんど青の晴れた夏空
遅刻におこる君も いつか前からなくなる

C
君はいつも言っていた 神様はいるってこと
今、関係ないか もう手遅れなのかもな

A
前後どちらを向けばいい 終わるってこと聞いていた
引かれた先は見たくない 今に生きていたい

B
幼少のころの責任感 それじゃ内省に浸れない
線香花火のような過去 もうバケツは倒れてる

C
「今頃どうしてるかな。」 なんて明るく受け止め
抜けた鳥居を見た ここに何しに来たのかな

間奏

C
神隠しに遭っていた わすれたことも忘れて
見えないままの君 失ったままの日々

C
今を生きる今に生きる もうすぐ秋を迎える
ほら雨が降ってきた 傘はいらないみたいだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

secret

(投稿作品への応募作です。)

イラストと不思議な雰囲気の音楽から着想を得て、神隠しをテーマに書いてみました。

とても気に入った曲なので、採用されなくても完成が楽しみです!!作曲頑張ってください!!

曲を題材としたポエムを作り、それを紡いで詞にしたので、一応もとのポエムも書いておきます。

secret times
僕は夏も君も忘れそうになっていた
それはあたかも神隠しにあったかのように
前向きとも後ろ向きとも言えない感情の渦は
時勢の災禍も掻き消してしまえる
いつか終わるとは聞いているし知っている
手を引かれても道の先は見たくない 先は見たくない
今を生きていたい 今に生きていたい
子供のような責任感の内で内省に浸っていたい
線香花火のようにくだらなくも尊い過去はもうバケツの中
足元が見えなくて倒してしまったバケツは君の好きな色だった
「今頃そっちでどうしてるかな」なんて明るく受けとめ
鳥居を抜けた

英語の表現に、「バケツの水を倒す」といったものがあります。これは人の死を意味します。
線香花火には「線香」が含まれており、明るく楽しいけれども儚いイメージがありますよね。

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投稿日:2022/07/28 08:30:48

文字数:372文字

カテゴリ:歌詞

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