僕らの戦士、僕らの勇者!立ち上がれうろたんだー!


うろたんだー一行、今日はCMジャックだ。
あらゆるジャンルのCMをのっとって、国民に我らのいるありがたみを感じてもらい、軍事資金を徴収するのだ!!
「なぁ~ブルー。CMなんか僕らに関係なくね~か?」
卑怯グリーン、初音ミクがカイトに聞く。
カイトはちっちっち、と指を振りながらミクに説明し始めた。
「いいかい坊や、CMはお子ちゃまにとっちゃただの仮面ライダーの間にある邪魔な宣伝だけどな、大人になってくると、“CRパチンコ 海●語”は重要になるんだ。いやぁ、俺も“温度対応 ア●スガード”には思わず『きたーーーーーー!!』って叫んでいたなぁ」
「僕を子ども扱いするな、“ケ●タ祭り”に意味もなくご招待するぞ」
「まじか。それなら“ケン●ッキーフライドチキン”食べ放題じゃん。ぜひとも連れてってくれ、“東京特許許可局”へ」
「いや、それないし。なんならお前マイケ●・ジャクソンの現在地に吹っ飛ばすぞ」
「死人馬鹿にすんな!偉大だぞあの人は!」
と、ミクとカイトのお馬鹿な会話で、あっという間にテレビ局へ。
いかにも番組などに出演してそ~な人たちが建物に出たり入ったりしている。
「うわぁ~~!すっご~い!連続テレビ小説とか大河ドラマのポスターだー!!」

・・・はい。
・・・今、なんと・・・?
「ねぇ、リンちゃん。今なんて言ったか教えてくれる?」
メイコがリンにやさしく聞く。
するとリンは満面の笑みで言った。
「私の大好きな天●人のポスターが貼ってあるんだよぉ!ああもう、わくわく!!」
メイコさんが笑った。
メイコさんが、超満面の笑みを浮かべている。
カイトも、笑う。
カイトは、冷や汗をたらしながら、口元だけ笑う。
「ねぇカイトぉ、ここってさぁ、日本放送●会よねぇ。あれ、CMなんてあったかしら。それともなに?死ぬ前に来世に幸せを~みたいな感じでお金かなんか納めに来たのかしら?ねぇ」
「あ、あっはっはっはっは!!!!・・・間違えましたぁ」
レンが見て、とっさにリンの目を隠した。
「リン、これは見ちゃいけないよ。あとでウェイパー舐めさしてあげるから我慢して」
「え!?私、味の王様で買収する気!?」
そのやり取りの横で、制裁。
「これからはちゃんと行き先決めてから行こうね、カイトぉ~♪」
「えぬえいちけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」


カイトは頭をさすりながら他局へ移動中。
リンが不満げに言いながら歩く。
「せっかくポスターあったのに。もっと見たかったのに~」
それには誰も反応しなかったが、メンバーたちは確実にあることを考えていた。
『こうなったら、絶対世の中に“卑怯”を知らしめてやる!』

もうこうなった彼らを止める者たちはいない。
さっそくCMジャックだ。
まずはメイコが飛び出す。
「あきらめないで、その肌。」
石鹸を片手ににっこりと笑う。

負けじと、カイトも参戦。
「こーこにおいでよ、COC●S」
「カイト、ドラ●もんかよ!!」
CM中にミクが突っ込んだ。

その勢いで、ミク。
「地震に、自信あり」
「タ●ミか!おもろくねぇシャレ使うな!」
カイトも突っ込み返す。

お次はリン。
「ひーと●まつもとのぉ~~ すべらないはなしぃ~~」
「もはやCMじゃないぞ!!」
レンのまじめな突っ込み。

レンの番になった。
「FF式石油暖房機を探しています」
「すっげーまじめなCMを汚しちゃいけないと思うのは私だけかしら!!」
ルカが突っ込む。

ルカがそのまま参戦。
「お店になかなかいけない!そんなあなたも安心のアットメロンも好評運営中!」
「メロンブ●クスかい!第一ラジオCMだろ!」
またもカイトの突っ込み。


端で見ていためぐぽが、いまさらながら登場する。
「あのぉ、CMにいくらなにか吹き込んでも、そのCMを流すには何百万も下手したら何千万とかかるのよ。そんな大金、どこかにあるの?」
・・・
・・・
・・・おお。
・・・お金かかるんかぁ。

「なんで俺の意見は毎度だめなんだーーーーーー!!!!」
カイトが頭をかかえて叫ぶ。
今回は、皆参加したので、メイコでさえも突っ込まなかった。


僕らの戦士、うろたんだー!これからもがんばれ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

うろたんだーCMジャック!!

うろたんだー第二回です。
今回はカイ兄もかわいそうにはしませんでした。。

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投稿日:2009/12/26 20:16:14

文字数:1,763文字

カテゴリ:小説

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