何も変わらない日々 何も望まない日々
何も生まれない日々を過ごした
誰にも触れられない 誰とも交わらない
誰も救えない君を見ていた

何でかな 言葉を超えていった
訳もなく僕はひとり 泣いた

手を振って部屋を飛び出した 終わりなく響くメロディーは
心の穴すら埋められず 僕らの最期のメモリー
何もないよ 誰も救えないよ


たとえば僕が一人 誰も望まないとして
救いようもない日々を過ごした
たとえば君と二人 何も望まないとして
何も生みだせなくてもいいなら

何度でも 言葉で傷つけた
あてもなく僕はここで 泣いた

幻は君に押し付けて 貼りついた笑顔も失くした
心の渇きは満たされず 色めき立つ宵の星
何もないよ 誰も救えないよ


忘れられない夜がきて
忘れられない君がいて
忘れ去られた僕がいて
舐め合う身体が痛くて


何もない僕は部屋を飛び出した 誰も救えない君とでは
心の穴すら埋められず いずれ崩れ落ちるのに
祈るように空を仰ぐ
踏み出した先は見えなくて 終わりなく続くメロディーが
いつかの君がすぐそこにいることを告げるメモリー
何もないよ 誰も救えないよ


たとえば僕が君と 出逢わなかったとして
何も生まれない日々は変わらない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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何もない僕と誰も救えない君と

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投稿日:2021/10/08 01:20:15

文字数:526文字

カテゴリ:歌詞

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