明けぬ夜は遂に来る
都市とは名ばかりの牢

鉛雲で蓋を閉じて
隔離された箱庭

明日は我が身我先にと
血走る眼の群れ

綺麗でしょう赤化粧
染め上げられた木偶人形

息を殺す仔羊たち
頭垂れる道化師たち
頭上、両手打ち鳴らして 悪魔は嗤う

ターントーン turn tone
贄の命の明滅
ターントーン turn tone
成れの果ての慟哭
ターントーン turn tone
誰も彼も晴れも暮れも
嗚呼、塗り潰されて
蝕まれたお天道様

逃げれば逃げる程に 苦痛悲痛延滞
叫べば叫ぶ程に 恐怖散布慟哭
藻掻けば藻掻く程に 地獄絵図の醜態
それ故歓喜の声 逃げろ逃げろ此処は狩場

猩猩の掌上の少女 妄想の教祖狂騒の様相
傷心の症状の証書 困窮の窮鼠救急の恐慌
高揚で焦燥を消去 盲信の輪舞衝動で暴動
終点は煌々と焦土 呆然と崩御空洞で往生

呪詛の如く狂う言語
気が触れたら人の最期
恐怖→狂気に塗り替えて
凌ぐ死の恐怖から

逃げ遅れた仔羊たち
供物捧ぐ道化師たち
眼下、牙を打ち鳴らして 悪魔は喰らう

ターントーン turn tone
贄の命の明滅
ターントーン turn tone
成れの果ての慟哭
ターントーン turn tone
誰も彼も晴れも暮れも
嗚呼食べ尽くされて
見放された万の灯り

牢獄から連れていかれた奴等を招待
助けを乞う声も枯れ果て既に焼死体
毎夜繰り返すは阿鼻叫喚のショウタイム
それ故愉悦の声 喚け喚け此処は狩場

逃れ流れ二人潜み迷える羊
震える四肢心鎮め餞別の言
蓋の裏で這いずり 生きていたらまた会おう
いつかお天道様が 這い上がる頃に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

デーモンガーデン / 初音ミク 歌詞

詞 / 七ツ化

閲覧数:252

投稿日:2022/01/16 00:32:34

文字数:688文字

カテゴリ:歌詞

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