あの雲は何に見える?
あの海の影に何を感じる?
今のこの瞳に、空は透明でいてくれるかな??
もし、何も見えず道が消えてしまっても、大丈夫さ。
君の笑顔が導いてくれるから。
君の笑顔が思い出せなくても、ひょっこり夢に出てくるから。

「ボクは1人で生きていく」、なんてカッコ良い台詞をふりまいてた。
でも、ちょうど7年前の桜が咲く、まだ、寒い土地で、君に会った。
君がボクの名前を呼んだ瞬間。君がボクだけに向けた笑顔。

ボクは君に出来なかったケド、新しい世界の空に気が付いた。

だけど天邪鬼なボクは、君を送る約束も破ろうとしたね。
でも君の歩く方向へ、赤色の光が流れてた。
ボクはそれを見て、走り出して、初めて、君の名前を呼んで、笑った。

あの水は何に見える?
あの星の匂に何を感じる?
今のこの心を、空は受け入れてくれるかな??
もし、何も聞こえず道が消えてしまっても、大丈夫さ。
君の声が導いてくれるから。
君の声が思い出せなくても、ひょっこり夢で聞けるから。

「ワタシは1分でも後で死ぬわ」、なんてカッコ良い台詞をふりまいてた。
でも、ちょうど4年前の雪が咲く頃、ボクは世界が見えずに苦しんでた。
君がボクに全てを捨てさせた瞬間。君のボクだけに向けた笑顔。

ボクは君に出来なかったケド、新しい世界の空に気が付いた。

だけど心配性なボクは、暗闇ばかりを見ていたね。
でも君の目線は、確かな安心に満ちてた。
ボクはそれを見て、少し立ち止まって、初めて、他人に向けた。愛してる。

今のボクは何に見える?
あの頃のボクに何を感じた?
今のこの気持ちを、空は認めてくれるかな??
もし、何も解からず道が消えてしまっても、大丈夫さ。
君の瞳が導いてくれるから。
君の瞳が思い出せなくても、ひょっこり夢で見れるから。

「もう一度」と思うほど、
「もう二度と」なんだね。
それが悲しくて、辛くて、君をただ、求め、憎んだ事もあったけど、
ボクは幸せ者だ。
酷く辛い思いをさせたけど、甘え過ぎたけど。
良い女性(ヒト)を捕まえたんじゃない、良い女性(ヒト)に捕まえられただけ。
今は、ただ、「有り難う」。

君がくれた最後のプレゼント。ボクを強くする素敵なインパクト。

だけど寂しがり屋なボクは、いつかイヤな衝動に駆られるかもね。
でもボクは決めたんだ。ありのままを認める事を。
ボクはそれを感じて、ゆっくりでも歩いて、初めてボクの為だけに、笑うんだ。

今のボクは自分が見えるよ。
あの時のボクが教えてくれるよ。
今のこのボクを、空がはねかえしたとしても、
でも、ボクの瞳は新しく始まっているから、
ボクの心は新しく歌い始めてるから、
ボクの気持ちは新しく前を向いているから、大丈夫さ。
君の笑顔が導いてくれたから。
君の笑顔が思い出せなくなっても、ひょっこり夢に出てくるから。

その時の台詞はもう決まってるんだ。
カッコ悪い台詞を言うよ。
この空の様に透明な時の中で。
キミへ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

キミ

遊び絵を見て頂ければと思いますが、その絵の為にノリで作った即席歌詞www一応、載せときます。

閲覧数:45

投稿日:2011/02/19 15:18:20

文字数:1,243文字

カテゴリ:歌詞

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