白夜の砂漠は生きるものを拒み
水底に沈む種はその姿を消した
緑茂る大地は土に埋もれ
広大な海はその姿を変えた
流れ流れよ、荒野の風よ
灼熱の火で焦がす太陽
真昼の空に浮かび上がった
青白く揺れる月が世界を映し出す
西の空は焼けて世界に別れを告げた
砂嵐防ぐ壁も崩れ去った
照らす月明かりは儚き光
闇に誘われてその姿を見せた
流れ流れよ、悠久の風よ
その後先に広がる世界
月夜に咲いた砂漠の花は
刻の流れが作り出す奇跡の欠片
浮世に揺れる夢 向かう先は何処へ
砂に塗れた
惑う陽炎の海は 波音無く手招く
流れ流れよ、悠久の風よ
その後先に広がる世界
月夜に咲いた砂漠の花は
遥かな時を見守っている
灼熱の地に昇る三日月
ガラス細工の世界を照らし続けている
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