テキスト中心に投稿しています。気に入っていただけたら幸いです。 ボカロ使ってみたいんですが、ソフトが買えず…。 せめてメロ譜くらいは作りたいんですが、発想がなかなか出てこず…。 基本的にキャラクターを意識して作っていないため、どの声が当てはまるかはわかりません。ので、とりあえず指定無しで投稿していきます。
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時には暖かな光を 時には冷たい雪を
時には乾いた風を 涙を乾かす風を
求めて 彷徨う
祈りながら 願いながら
走りながら 声を張り上げて
謳っているんだよ 命の歌を
時には激しい雨音 時には焼き付く太陽
時には険しい山道 時には広大な湖...ほんの一握りの温かな詩を…
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雨が降っているという
私の心に染み込むように
洗い流すことも出来ぬこの雨を
どうすれば乾かせるだろうか
一つ、悲しみがありました
それはどうという事の無い事
それでも私の心は冷たく揺れました
一つ、希望が消えました...勿忘草
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砕け散った月の欠片が世界に降り注いだ
振り子時計の捻子はもう誰も回す事は無い
淡く光る薄いヴェールが 闇夜を彩る
揺れる水溜りの波紋が 優しく映し出す
木陰の隅で佇んで 刻を刻んでいた
大きな古時計は今日も静かに見つめてた
代わる代わる瞬く星空に願い、ひとつ
ほうき星に乗せて飛ばすよ
静かな世界の真...Daydream
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遠く遠く、棚引く雲は
秋の風に揺らめいていた
寄せてかえす小麦の波は
黄昏の海のように
一筋の道を辿って
馬車はゆっくりと進んでゆく
山を越え、野を越えて
遥か先の町を目指す
仰ぎ見る空の青さは
日に日に淡く移ろう...harvest
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あの日空に溶けてった涙の色は
やさしさに満ちていた
瞳に映る大きな背中 温かな歌声と
幼いころの手のひら握って
私を連れて歩いた
やがて大きくなって一人で歩く私を
優しく見守る眼差し閉じられ…...Tender Light
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ある晴れた日、午後の市場で
露天の商人が声をかけてくる
石畳の道をゆっくり歩く
軽く会釈をして通る人の波
突然のスコールで木陰に隠れた
びしょ濡れで走り去る若者たち 横目に見て
雲の切れ間から日差しが差し込む
眩しくて目を細めた 輝く町並み
傘をたたむ人 買い物する人...bazzar
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空に溶ける陽射し 夏の終わり
水面に紅葉一片(ひとひら)
ヒグラシ鳴く木陰伸びて 響く風の音
陽炎立ち込める道を駆ける
雲は峠を下る
燃える緑の山背に 家路を急ぐ
今…舞い落ちる
夏の…残像が
ここに在る色彩と共に、風に乗り…
秋晴れの空赤とんぼが舞う...夏秋の空
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あなたは幸せでしたか つい尋ねてしまうのは
あなたのことが とても好きだから
私が涙を流した時 いつもそばで慰めてくれたから
私が失敗して落ち込んだ時 いつも笑って励ましてくれたから
私が塞ぎ込んでいた時 そっと手を差し伸べてくれたから
あなたは幸せでしたか 面と向かって言えなかった
今では そのこ...あの人に伝える唄
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雪柳に幻月 真冬の帳、影法師
白む吐息、臥待月 静寂の宴
薄紫の明けの西空を望む瞳は悲しげに揺れて
静かに降り積もる雪は白く世界を覆う
心は惑い 波紋のように私の心に寄せては返す
上辺の笑みは何処か儚く脆さを垣間見せているよう
君の瞳、その横顔 小さく囁く言霊
いつか会えるその日まで元気でいるよと
...月待塔
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冷たい雨が降る
水溜まりつくって
揺れるに映るのは
街の明かりだけ…
繰り返し続ける
不規則に重なる
雨の音が今はとても
心落ち着かせる
...In the rain
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森は静まりかえり 大地は揺れる
静寂に彩られし 永遠の都市
暗黒が支配する 月追いの夜
身に纏った鎧が 深紅に染まる
霧の...栄光の丘
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ふわり 風に舞う花びら
散り往く様、刻の流れ
春告げる陽の温もりに
淡雪は大地を潤す
昇る陽はゆっくりと
その足を早めてゆく
夜明けの風に揺れる
蕾は春を待ち焦がれる
駆け行く日々の中で
花開く姿は ...春華
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空が透き通っていく
雲は流れていく
気持ちが昂ぶって来る程
鮮やかに染まる 空へ
走り出した 僕はまた 空が透き通っていく
溢れ出す気持ち抑えて 雲は流れていく
深呼吸を一つして 僕は走り出した
目指す高みを見上げた ...風切羽
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耳を澄ませば 鳥の歌声
見下ろした道の先に
風に揺れる木々に誘われた
木陰の隅で
野に咲く花と 草笛の音
故郷の山影に
映える緑は春の訪れ
川面に映る虹
田畑の実りと懐かしい母の声
土手に寝転び見上げた...郷里の陽
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白夜の砂漠は生きるものを拒み
水底に沈む種はその姿を消した
緑茂る大地は土に埋もれ
広大な海はその姿を変えた
流れ流れよ、荒野の風よ
灼熱の火で焦がす太陽
真昼の空に浮かび上がった
青白く揺れる月が世界を映し出す
西の空は焼けて世界に別れを告げた
砂嵐防ぐ壁も崩れ去った...砂漠の花
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遠い祖の向こうから
聞こえてくる音色は
君の胸の中に染み込んでくる
海は水を湛えて
万物の母となり
乾いた大地を潤していく
溢れる思いも 爪弾く音色も
ずっと昔から変わらぬまま
確かに ここにある
輝く空の星に...まほろば