遠く遠く、棚引く雲は
秋の風に揺らめいていた
寄せてかえす小麦の波は
黄昏の海のように

一筋の道を辿って
馬車はゆっくりと進んでゆく
山を越え、野を越えて
遥か先の町を目指す

仰ぎ見る空の青さは
日に日に淡く移ろう
木々は季節を纏って
鮮やかに燃えゆく

ふわりふわり風に任せて
なびく姿は漣のように
金の海は風に揺られて
豊饒に頭垂れる

暖を取る焚火の火は
柔らかく辺りを照らす
静かな野に聞こえる
薪が爆ぜる音が響いて

星の囁き声が
瞬くように輝く
月を写す川面は
絶えず流れ続ける

ゆらり揺れる月の姿は
澄んだ空気に映える幻
凍てつく風は冬の気配を
この街に運んでくる

遠く遠く、棚引く雲は
秋の空を彩っていた
金の海は風に揺られて
波打つ…

ふわりふわり風に任せて
なびく姿は実りを告げる
謳い、踊り、祈りを捧げ
豊饒に頭垂れる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

harvest

収穫期、収穫祭の詩です。

私の尊敬する支倉凍砂先生の「狼と香辛料」のような世界をイメージして頂ければわかりやすいかと。
イメージは中世のフランス(しか行ったことが無いため)かな~と

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閲覧数:115

投稿日:2013/02/25 22:13:22

文字数:375文字

カテゴリ:歌詞

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