あの日空に溶けてった涙の色は
やさしさに満ちていた
瞳に映る大きな背中 温かな歌声と
幼いころの手のひら握って
私を連れて歩いた
やがて大きくなって一人で歩く私を
優しく見守る眼差し閉じられ…
あの日空に星が増えた
悲しみを洗い流すように
朝焼けの空そっと姿を消した
静か眠るように
白い病室 父の微笑み 穏やかな日差し
肌の温もり 握り返した 細い指先を
季節は過ぎて 一人旅立ってゆく
静かに去りゆく背中を見つめて
あの日雲は空に帰る
笑顔を湛えた姿で
鳥が舞った 風が吹く 木々が揺れてる
さよなら 見送るように
あの日空に星が増えた
優しく見守るような光
夜明けの夢 涙さえ乾かぬうちに
空へと旅立った…
あの日星が瞬いていた 静かに消えた涙の跡
温かさも悲しさも 薄れゆくけど
いつまでも忘れない…
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