君が僕のことを嫌っているだなんてさ、知っているよ
だって僕自身が君のこと大っきらい嫌いだから ねぇ
言葉尻掴み単語を並べるボキャブラリー遊びはもう 飽きた？
退屈だって 退屈だなんて 言ったって もうさ無駄なんだって

さて、どうしてこんなことになったか？なんて今更調べようにも
サテライト浮かんだ宇宙の彼方から届く電波は暗いまま
さてはどこかの誰かによる陰謀？とかで起こってしまっちゃった戦争でさ
典型的な世界のあり方は何もかもがなくなったらしい

ここにはもう僕と君しかいないんだから
諦めてよ 諦めようよ まぁ 僕も嫌だけどさ
誰も迎えに来てくれないんだもん
しょうがないじゃない

二人っきり 君と僕
狭い 狭い 何もない
二つっきり 体も生も
どこ(どこ？)にも(にも？)行けないの

君が僕のことを嫌っているだなんてさ、知っているよ
だって僕自身が君のこと大っきらい嫌いだから ねぇ
言葉と言葉の関係を探すボキャブラリー遊びはもう 飽きた？
退屈だって 退屈だなんて 言ったって もうさ無駄なんだって

ちょっと待って どうしたって
君は口から赤い 赤い種吐いてさ
真っ白な床は次第に染まる 赤い 赤い 赤い 赤い花
昔聞いたことがある光が放った見えない毒物は
ああそうか、ついにここにも流れ込んできたんだな

ここにはもう僕と君しかいないんだから
諦めなきゃ 諦めたくない ねぇ、僕は嫌なんだよ？
誰も迎えに来てくれない理由は
わかってたんじゃない

二人っきり 君と僕
狭い 狭い 何もない
二つっきり 体も生も
どこ(どこ？)にも(にも？)行けないの

君が僕のことを嫌っているだなんてさ、知っているよ
だって僕自身が君のこと大っキライ嫌いだから ねぇ
思いついた言葉を並べ紡いでくボキャブラリー遊びはもう 飽きた。
退屈だって 退屈だなんて 言うだけね もうさ…無駄なんだって

だから せんのないし しょうがないし しょうもないし もうどうしようもない
行き場ない 居場所ない 生きれない いないいないいないいないばあ
回ってる 巡ってる くるくる 狂ってく 黒眼で見て
あ、そうか。

だから、僕は───



『×××××××』