周りの言葉がナイフの様に
深く抉っていく
「普通」って言葉思い出す度
吐きそうになる
終わらせたくなる

命に順番があるとするなら
きっと最後の方で
あぶれ物の僕は基準にもなれず
悪い例として嫌われる

生まれた時これが普通な訳で
周りの普通になれないまま
後ろ指の中暗い顔して
生きるのが普通なのさ

そんな訳あるか
中途半端でも生きているんだ
いつか人に認められる日を
ひたすらに待っていた

愛されたい
愛されたい
何度もその言葉繰り返して
愛憎の取り巻く僕の頭の中は
スムージだ

そんなの何処にも無いだろ
とにかく居場所が欲しかったんだ
気の所為で誤魔化すには大きすぎた

僕には元々居場所なんざ
どこにも無かった
知りたくもない事実に
押し潰されそうで

心に容量があるとすれば
とっくに溢れかえっている
腐っている自分には合わなすぎた

生きてりゃいつか挫ける訳で
その痛みに慣れないまま
自分の事すら愛せなくなって
ゲロ吐きそうになる日々よ

それでも生きていたい
僕は中途半端でも生きているんだ
それほど素敵なことは無いな

嫌われた方が楽だと
本気で思っていた
苦手な愛情表現で
誰かを愛すのだ

そんなの何処にあるんだよ
とにかく人肌が恋しかった
そんな煩わしい人生です


小説みたいとは言えないが
映画みたいとも言えないが
価値や居場所を求める為の
この詩を

愛されたい
愛されたい
何度もその言葉願っていた
愛憎の取り巻く僕の頭の中は
ぐちゃぐちゃだ

そんなのどうすりゃいんだよ
とにかく居場所が欲しかったんだ
他には何もいらないからさ
とにかく前見て生きているんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

チルドレン

作詞・作曲:音乃宮譜矢/唄:初音ミク

閲覧数:45

投稿日:2023/06/25 23:59:00

文字数:701文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました