君の嫌いなものを 隣にいて食べたり
君の好んだものを 二人で語ったり
穏やかに時間は過ぎていく
通り越した時間は
手に戻らないけれど
どれも愛しい物語で
あとどれくらい
君のそばにいられるだろうか
前より小さくなったような この腕は
君を守れるだろうか
君の知らせを待って 隣を開けたままで
だけど不思議なことに 寂しくはないんだ
穏やかな時間を受け入れて
ただ過ぎ行く時間も
彩り鮮やかで
全部宝箱に入れたい
あとどれだけの
時間ともにいられるだろうか
君より小さくなったような この腕は
救いになれるだろうか
みるみる大きくなって
自分ひとりで歩けるようになって
自分の手で何かを掴み取って
大切な人も見つけ出して
あとどれくらい
君のそばにいられるだろうか
前より小さくなったような この腕は
君を守れるだろうか
あとどれだけの
時間ともにいられるだろうか
君より小さくなったような この腕は
救いになれるだろうか
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