A
惨めに咲く 残骸だけ
ただ 残す
煩悩への 根源とは
この 脆さ
A
無慈悲故に 御託並べ
もう 沈む
しがみつける 強さだけは
今 探せ
B
遥か彼方へ 向かう 途中(そこで)
己の事も 存在 霞んで(閉ざす)
溜息ついて 真意 匿えば
邪悪な 誘い 弱さから 近寄る
S
滲む 群青の 空に
委ねて 堕ちた 軌道は
音を立てて 朽ち果てた
この焦燥を 帯びた
幼い 悲鳴 捕らえ
夜霧 払いのけて 影を 打ち抜いて
A
僅かに差す 光彩なら
そう そこに
B
螺旋の道を 辿る 痕が(刻む)
無意味の羅列 惰性を 掻き消し(光る)
揺るぎない物 一つ 握りしめ
孤独な 心 追憶を 抜け出す
S
軋む 衝動の 音が
躊躇い 不安 切り裂く
返り血さえ 鮮やかで
今宙づりの 影が
か弱く 咽び 泣いて
自信 宿したての 斜光 注ぎ込む
S
望む 蒼天の 色は
忘却 伏せて 煌めく
瞳澄んだ その奥で
この脈を打つ 想い
歪んだ 過去を 砕き
全て 逃がさないで 影を 打ち抜いて
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