1つの身体に
4つの心
まるで四季のように
生きている
1
A.
春
始めに宿りし心は
涙 つらさ
早くに知った
それに 負けず
生きていくのだと
決めてから
心を4つ持った
S.
壊れずに
生きていく為に
賢者を生んで
世界を見る
私だけ 使える能力(ちから)で
生き残りたい
散りゆくまで
2
A.
夏
心に 傷を背負いつつ
この身 守る
戦いの女神
愛 ゆえに
選んだ死のあとに
魂(こころ)だけ
現世に舞い戻った
S.
闇まとい
本心(こころ)を隠して
この身を守る
<春>の前世
想いを隠した
忍(しのび)の姿
どこか幼い
寂しげな目
3
A.
秋
儚く散りゆく運命(さだめ)を
何を 思い
見つめているのか
言葉 持たず
たたずんでいるのは
凛とした
美しき花魁
S.
とらわれた
部屋の窓の外
に見える世界
眺めながら
生き方を
目に映してた
心の中で
全て知ってる
4
A.
冬
冷たい目で見つめるのは
人と 霊の
隠された思い
怒り 恨み
全てを見通す
血の香り
求めてる 眠り姫
S.
白い肌
の上に一筋
人の紅い血
落とされたら
開かれる
姫君の目が
導いていく
真実へと
S.
「好きです」と
君は言った
それは誰への
言葉なの?
身体(みため)だけ
を見ていたのなら
それは「恋」とは
言・え・な・い・わ
S´
気づいてよ
目をそむけないで
答えを今
すぐにちょうだい
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