飢えているんだよ
食べ物に? ちがう
何に飢えているかわからないんだよ

魅力的といわれるものを目の前に並べられても食指が働かない
そしてぼーっとしてたら飢えている事すら忘れちゃうんだよ
そもそもどうでもいいことなのかもしれない

例えば、自分の渇望が満たされなかったとする。
それでも別に取り立てて困ることはないし死ぬわけじゃないし
そのうち予定通り用意されているかのような散発的な快楽のおかげで
渇望なんて感覚すらなかったことになっちゃうんだよ

でも時折やってくる どうしようもない心の渇き
スマホポチポチしてるほど どんどんゲージがたまる
でも何度も経験してるからわかる、どうしようもない渇きも
まるでなかったかのようにいつのまにか忙しさで潤っている
バカみたいだね

自分が何を欲しがっていたのか、その時でも振り返ってみてもわからない
それが必要なものか、いらないものなのかわからない
まだ運よく生きているからどうでも良かったのかもしれないけど
徒然に記憶できたなら渇望を満たす何かが出来るかもしれないなぁって思って

多分?きっと?欲しかったいくつかのなにかを
誰かに伝えたほうがいいのかなあと思った。

それがこの場では歌であるだけ~ ルルルー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

いくつかのなにか

どうでもいいんだけどね

閲覧数:141

投稿日:2016/08/13 20:57:03

文字数:529文字

カテゴリ:その他

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