銀の籠に蝶を一匹閉じ込めた
ナイフで切り取った夜空
標本にしたような羽 月明かりに反射して
灯籠(ランプ)のように光っては僕を誘(いざな)う

行く先は青い花が一面広がり
それは涙を養分にしたのか
不思議と悲しげな匂いがしていた

僕が探していたのは夢幻だろうか
気付かぬ内に上がる口角
永遠に続くことを望むなら
真実を踏みつけて泡沫に変えていけ


銀の籠に閉じ込めた蝶を放った
だけど傍から離れない
漆黒を散りばめた羽 僕の隣瞬いて 
夢幻のように輝いて 先へ導く

着いたのは夜空の上 月が地にあり
僕がきた場所いつしか消え去った
だけども懐かしい景色な気がした

僕が求めていたのは夢想だろうか
両手を開き受け入れていた
永遠が終わることを望むなら
この足を踏み外し現実に墜ちていけ


ぼくが行くのは現実(うつつ)か夢か
歩を進める度に増える蝶が
月にさざめいて笑っている


僕が探していたのは夢幻だろうか
気付かぬ内に上がる口角
永遠に続くことを望むなら
真実を踏みつけて泡沫に変えていけ

僕が求めていたのは夢想だろうか
両手を開き受け入れていた
永遠が終わることを望むなら
この足を踏み外し現実に墜ちていけ

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笑う蝶

僕に幻を見せて

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投稿日:2021/05/16 00:56:05

文字数:512文字

カテゴリ:歌詞

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