A
静かな海の中
私は何を思う
誰にも気にされない 無意味な私
鱗のない私は泳ぐことも出来ず 海底見つめる

B
私はどうしたい?鱗が欲しい
優雅に泳げる鱗 身体に纏わせ
いつかみた人魚のように

サビ
叶わぬ願い 思い描いては
泡のように全て消える
ならばせめて 誰か見つけて
この黒い 魚(わたし)を


A
静かな海の中
私は何を思う
誰かに聞いて欲しい 私の心
声も出せない私は歌うことも出来ず 海面見つめる

B
私はどうしたい? 綺麗な声が欲しい
心癒す歌を 喉を震わせ
いつかみた 人魚のように

サビ
叶わぬ願い 描いては消して
何も出来ない夢だけ語り
ならばせめて あの光の先へ
思いを届かせて


C
目の前に現れたのは あの時の綺麗な人魚
黒い魚(わたし)を見て 抱きしめた彼女
耳元で囁いた


「愛してる」


サビ
晴れた心 語った夢を
私は全力で声にした
魚たちは私を見ている
白い人魚(わたし)を


A
賑やかな海の外
私は何を思う
煌びやかな砂を走る私
明日のために笑っている私は 空を見上げた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

黒い魚

経緯
某歌い手さんと某有名チェーン店とのコラボで歌詞を考えるものがあったのですが 詳細をよく見てなくて この歌詞は使えないと判断 しかしせっかく考えたものなので 投稿してやれ という気持ちです

主人公について
夢もなく希望もなくただ周りを羨ましいと思いながら自身の力ではどうすることも出来ない 絶望に染まった女の子 泳げない 喋れない でも 自分はどうしたいか 自問自答して 夢を語るけど 結局私なんて と諦めてしまう 葛藤を書かせて頂きました


背景
最初は 海の底で石の上に座っているイメージです
Cメロまでは 変わらず暗い感じ悲しい感じですが
Cメロからは 明るい感じ 希望溢れる感じです

閲覧数:16

投稿日:2024/03/28 10:26:33

文字数:470文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました