春はレモンドロップに溶け/初音ミク

冬の木陰 春は遠く
僕の声を 連れていった

最低な眠りの中、花言葉を唱えては
枯れていく花束の最後の花弁  

さよならも言えないな
言葉の破片が刺さる
右頬の傷跡によく似た僕の心だ
でも「たったったったっ」
ほら、君は歌っている
ねえ、「I need you」
僕は泣いていた

「最悪だ」何もかもがどうでもよくなるような
春だって 夏だって 殺してしまおう

泣いていた 僕はまた
恋をして傷を増やす
劣情の花束を 叩きつけて死んでいく
でも「たったったったっ」
ほら、僕は歌っている
ねえ、「I love you」
きっとさよならさ

吐き出した言の葉がさよならの代わりなんだ
泣いている 僕はただ灰色に染まっていく
でも「たったったったっ」
ほら、僕ら歌っている
ねえ、「I save you」
春を待っている 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

春はレモンドロップに溶け 歌詞

閲覧数:634

投稿日:2016/04/11 22:21:45

文字数:380文字

カテゴリ:歌詞

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