A
足りないものだらけの掌を
届けてみたいんだ 青すぎる空に

S
千切れそうになって
破れそうになって
時を止めてしまいたいと強く願って

折れそうに
渇きそうになっても
空っぽのボクでもここで生きているから

A
空は飛べず 永遠には泳げない
走ればいつか倒れる そんなものさ

B
大きな夢持てる人は
なにもない時でさえ
ちっぽけとは言わず その手に
カケラの幸せ 握りしめていた

S
解れそうになって
離れそうになって
黒く染めてしまいたいと強く願って

捨てそうに
枯れそうになっても
空っぽのボクでもここで生きていきたいよ

C
仲間だから？ ボクだったから？
怖くて離せなかっただけ。
人は死ぬ時まできっと
子どものままで 花を咲かす

S
傷つけそうになって
叫びそうになって
消えてしまいたいなんて強く願って

壊れそうになって
泣きそうになっても
それでいいから ここにいるから

C
ねぇ キミの作ったキミだから
キミの手に入れたものだから
何もせずに手に入れたの
その小さな命だけでしょう

A
足りないものだらけの掌を
届けてみたいんだ 青すぎる空に